『神田古本まつり』は古書店街最大級のイベントで、
海外からも注目されているんです。
秋は『食欲の秋』『芸術の秋』など色々ありますが、
やっぱり『読書の秋』ってメジャーですよね。
秋の夜長というくらい、
静かに本を読む時間があるのが季節です。
本が好きな人は季節に限らず本を読みますが、
そうでもない人は、
「読書の秋だから何か読んでみようかな」
なんて思ったりしますよね。
そんな本が好きな人にもそうでない人にも、
あなたにあった本に出会えるチャンスなのが、
『神田古本まつり』なんです。
今回はそんな神田古本まつりの日程や楽しみ方を、
こっそりとご紹介しちゃいます。
神田古本まつりについてとその2017年の日程
『神田古本まつり』を聞いたことがあるでしょうか。
毎年テレビのニュースには取り上げられていますが、
正直興味がなかったら記憶に残らないですよね。
神田古本まつりとは
この神田古本まつりは、
毎年10月の決まった日付に開催されている、
俗にいう古書市というものです。
東京都は千代田区神田神保町、
ここは昔から古書店が多く集まった界隈で、
その手の古書街としては、
世界一の規模とも言われているくらいです。
他にも本つながりで、
多くの出版社や印刷所も集まっているんですよ。
そんな神田神保町で開催されるのが、
昭和35年から始まった神田古本まつりです。
掘り出し物やかなり貴重な本などが見つかったり、
歴史的に重要な本なども売られていたりして、
本離れが叫ばれる昨今なのに、
毎年のべ50万人以上が足を運んでいる、
本当に大きな古書市なんです。
神田古本まつりの日程
神田古本まつりは基本は、
毎年読書週間(10月27日〜11月9日)に合わせた日程で開催されています。
が、ぴったり同じじゃない年もあるので、
行く場合はちゃんと開催日時をチェックして起きましょう。
2017年は10月27日(金)〜11月5日(日)。
開催場所は下記になります。
- 神田神保町古書街
- 神保町靖国通り沿い
- 岩波会場
- 東京古書会館
だいたい同じ日程で開催されるのが、
- 青空掘り出し市(神田神保町古書街)
- 特選古書即売展(東京古書会館地下催事場)
なので、ぜひこちらにも足を運んで見て下さい。
青空掘り出し市は雨天中止なので、
天気が悪い時は要注意ですね。
神田古本まつりは本好きじゃなくても大丈夫な楽しみ方があります
神田古本まつりはとにかく、
全部合わせて100万冊以上の本が並ぶという、
本当に大規模の古書市です。
あなたが何かちょっと前の本を探しているのだったら、
ここで見つかるかもしれません。
神田神保町の古書店には、
歴史ある書籍や鑑定団で高値がつくような本だけでなく、
まだ結構新しい本が安く売られていたり、
アイドルの写真集や雑誌など、
本当にあらゆるジャンルの本が並んでいます。
もちろん専門書もありますし、
子供の頃手にした本もあるかもしれませんね。
古書店にはそれぞれ得意分野があります。
あなたの求めている本のジャンルが哲学書なら、
哲学書をメインに扱っている本屋。
雑誌系が見たいなら雑誌を多く置いている本屋など、
以外と専門分野が別れています。
どこの古書店に行ったらいいのかわからないなら、
『本と街の案内所』がありますので、
そこでマップを見たり、
スタッフに聞いたりして、
行くべき店を見つけましょう。
古書店めぐりに疲れてお腹が空いたら、
ぜひ『カレー』を食べて欲しいです!
実は神田神保町はカレー店があちこちにあるんです。
カレーも様々なジャンルの店があるので、
好みのカレーの店でカレーを堪能してください。
2017年11月4日(土)〜5日(日)は、
『神田カレーグランプリ』も小川広場で開催されちゃってます。
カレーファンも注目しているエリアなので、
せっかくなのでカレーを味わってみてくださいね♪
まとめ
日本人に『リサイクル』という言葉が頭になかった頃から、
本は古本屋さんでリサイクルされていたんですね。
神田古本まつりでお得に欲しい本をゲットして、
秋の夜長を読書で過ごしてみるのもいいかもしれませんね。
購入した本は宅配してもらえるサービスもやっているので、
買いすぎちゃっても安心です。
新しい出会いを求めて、
この秋は神田神保町に足を伸ばしてみませんか。