身近な人に不幸があった場合、
通常はお葬式に参列するのがマナーですよね。
しかし、
- どうしても予定がつかない
- 場所が遠い
- 相手に遠慮される
など参列できないこともあります。
ただ、参列はできなくても、
香典は送りたいと思う人も多いと思います。
香典の送り方って知っていますか?
今回は、普段はなかなか送ることのない、
香典の郵送の仕方や送る期間について説明します。
香典の郵送の仕方はこちら
まず、香典の郵送の仕方から紹介します。
香典というと、現金になりますから、
通常の郵送の方法では送ることが出来ないのは分かりますよね。
では、どのように送ればいいのでしょうか?
現金を郵送する場合、
普通「現金書留」を利用します。
香典の場合も現金なので、
他の場合と同じように現金書留を利用するようにしましょう。
ただ、現金をそのまま現金書留の封筒にに入れてしまってはいけません。
お葬式に参列した時と同じように、
きちんと不祝儀袋に入れたうえで、
現金書留の封筒に入れます。
そして、不祝儀袋とともに、
かかさずお悔やみの言葉を書いた便箋を入れるのも忘れないようにしましょう。
しかし、普通の現金書留の封筒は、
不祝儀袋を入れるには少し小さいですよね。
不祝儀袋が入る現金書留の封筒は、
なんと郵便局の人に聞けば出してもらえますよ。
お金を入れた不祝儀袋を郵便局に持って行って、
「この不祝儀袋を入れて現金書留を送りたい」
と窓口で聞きましょう。
普通の現金書留の袋に入るサイズの不祝儀袋なら大丈夫。
でも不祝儀袋が現金書留の封筒に入らないときは、
なんとちょっと大きめのサイズの現金書留の封筒があるので、
窓口で現金書留の袋を購入するなら、
必ず確認してからにしましょうね。
香典はいつまで送っていいものなのか?
次に気になるのが、
『香典はいつまでに送ればいいのか』
という事ですよね。
普通香典はお葬式の時に直接斎場などに持っていきます。
その為、郵送の場合はお葬式の日に合わせて、
斎場に香典が着くように送ります。
ただ、どうしても送るのが遅くなってしまい、
お葬式に間に合わないという事もありますよね。
そんな場合は、遅くともお葬式後一週間以内には、
相手に届くように送るようにしましょう。
あまり遅くなってしまうと、
相手もお葬式の清算や香典返しの手配が終わってしまい、
面倒をかけてしまうことになります。
ただ、お葬式後は早く送りすぎるというのも考え物です。
お葬式直後というのは相手もバタバタ忙しいものですよね。
その為、早くともお葬式後2~3日後に、
送るようにすると丁寧ですし、
相手の方も落ち着いて受け取ることができます。
まとめ
お葬式の香典を郵送するのは、
相手に失礼にあたるのではないかと思う人もいると思います。
しかし、事情があれば郵送するのは決して失礼ではありません。
逆にそこまで気にかけてくれていると、
感謝してもらえると思いますよ。
もちろん、香典を郵送するときには、
きちんとマナーがあるので、
しっかりと守るようにしましょうね。