子供は感染症などの病気になりやすいとは知っているけど、
3歳の子供が熱と発疹の症状が出て、
どうしていいかわからなくて慌てているママ。
その気持ちよーく分かります。
そんな時はネットに頼ってみるママも、
多分多いかと思います。
ネットがなかった時は、
「家庭の医学」
といった分厚い医学の専門書で症状を調べて、
何の病気か調べたものです。
これがまた難しくてわかりにくいんですよ。
ネットで「熱、発疹」と検索すると、
意外にも多くの病気が出てきて、
ますますママは混乱してしまうかもしれません。
とか言いながら、
ネットでできるだけわかりやすく説明しますね(苦笑)。
3歳の子供に発疹と熱が出たら特徴別の原因はこんな病気
3歳児の発疹と熱の出る病気は、
主にウィルスによるものです。
ウィルスに感染すると、
血液を介して全身に回って、
皮膚に炎症を起こすことで発疹が出て来ます。
3歳の子供に発疹と熱が見られた場合、
似たような病気がいくつかあるので、
その見極めが難しいところ。
特徴別に3歳の子供の、
発疹と熱の病気を見て行きましょう。
〇突発性発疹
突然39℃程度の高熱が2~4日続きます。
発疹は熱が下がってからでてきます。
かゆみはなく2~3日で消えます。
大体は自然に治るので、
治療の必要はありませんが、
水分を十分にとらせて安静にしておきましょう。
発疹が2〜3日経っても消えないようなら、
病院に相談に行きましょう。
〇はしか(麻疹)
麻疹ウィルスが原因で、
感染力が強いのが特徴。
37~38℃の発熱、
せき、くしゃみ、鼻水など、
風邪に似た症状が3~4日続きます。
熱は一旦下がるのですが、
その後、再び高熱が出て、
頬の内側に白いポツポツが出来ます。
発疹は約1ヵ月で消えますが、
体の消耗が激しく免疫力が低下して、
合併症を起こすことが多いです。
必ず病院に行きましょう。
〇風疹
風疹ウィルスが原因で、
発熱と発疹がほぼ同時に出ます。
熱が出ない子供も、
稀にいますが、
38℃前後の発熱が、
1~3日続きます。
それと同時に、
耳のうしろやリンパ節が腫れます。
やっぱり必ずお医者さんに診てもらってください。
大人になってからかかると重症化することもあるので、
子供のうちにかかったほうがいいという人もいます。
〇水ぼうそう
水痘、帯状疱疹ウィルスが原因で、
赤ちゃんや幼児にかかりやすいです。
軽い発熱と同時に、
全身発疹が出ます。
2~3日で赤いブツブツから水疱。
さらにかゆみの強い膿疱など、
色々な発疹が同時に現れます。
こちらも必ず病院に行ってください。
こうして見てきただけでも、
3歳の幼児がかかる可能性のある、
発疹、熱の症状がたくさんありますよね。
ママも子供時代に通ってきた方が多いのではないでしょうか。
当時のことは忘れていると思いますので、
その度にママは慌てないように、
ある程度の幼児のかかる病気は知っておいたほうがいいですね。
3歳の子供に発疹と熱があるなら何科へ行くべきか
ブツブツが出たから皮膚科?
幼児だから小児科?
3歳の子供に発疹と熱が出たら、
どちらへかかればいいのか、
実際問題わからないママもいるかと思います。
総合的に見て、まずは小児科にかかることを、
お勧めします。
小児科は子供に関する全ての病気を、
オールマイティに診察してくれる、
いわば子供の専門科です。
実際、生まれてから、
一度も肌にトラブルが見られない
という幼児の方が少ないです。
幼児にとって湿疹などのトラブルは、
起きやすいものなのです。
小児科の先生は、
赤ちゃんの湿疹治療のノウハウを持っています。
湿疹ではなく発疹を伴う病気でも、
いち早く見抜いてくれます。
小児科だけでは心配だというママは、
小児科と皮膚科両方にかかってもいいですが、
治療法はどちらも同じです。
ですので子供が生まれたら、
ママはまず、
- 通いやすい
- 信頼できる
そんなかかりつけの小児科を探すことが大事ですね。
まとめ
子供の突然の病気は、
ママを慌てさせます。
「出来るなら変わってあげたい!」
多くのママはそう思います。
幼児のうちは免疫力がないので、
色んなウィルスぶ感染しやすいですよね。
その度にママは心配になるのですが、
子供は必ず治す力があります!
子供が通るべき道だと覚悟して、
ママがサポート出来ることは何でもしてあげて下さいね。