夏休みの宿題の定番となっている『自由研究』。
小学生から続く流れで、
中学生になってからも自由研究の宿題はあるようですね。
そこで、頭を悩ませるのが、
何を研究するか・・・。
ではなく、
研究したものをどうやってまとめるか。
なんですよね。
自由研究のテーマなど、
ネット社会になった現在では、
検索すればたくさんヒットします。
その中からできそうなものを選べばいいんですから。
肝心なのは、
研究したものをいかにまとめるか!
まとめ方によって、
出来栄えの良し悪しも決まります。
そこで、中学生の自由研究の道を通ってきて、
苦しめられた私が、
自由研究のまとめ方について、
ちょとしたアドバイスをしたいと思います。
中学生の自由研究のテーマも重要だがまとめ方もとても大事
自由研究のテーマを考える時、
そのテーマに最後まで興味を持って取り組めるか、
が重要になってきます。
すぐに飽きてしまったり、
途中で放り投げたりしてしまうことなく、
とことん研究する姿勢が大事だと言うことです。
研究結果をレポートにまとめるまでが、
自由研究です。
ここまでやって初めて自由研究の完成と言えます。
ところが実験や観察は楽しいけれど、
「レポートなどにまとめるのは苦手」
あなたもそうじゃないですか?
私はそうでしたよ。
そこで今回はまとめ方の例を挙げてみたいと思います。
まずは、何にどのようにまとめるか?
という視点から入って行きましょう。
①ポスター方式
大きな画用紙を用いて、
そこの上にまとめます。
画用紙の大きさは決まっていますので、
必要な部分だけを、
まとめることが出来ます。
目的と結果を中心に、
まとめていけると思います。
②日記方式
観察系の自由研究に有効です。
定期的に観察した内容を、
日記につづるように書いていくだけ。
堅苦しくなく、ラフな感じで書いていけるので、
自分言葉を表現出来ます。
③アルバム方式
研究課程の写真を撮って、貼る。
そこにコメントを書いていくという、
見た目も分かり易いまとめ方です。
文字だけでなく写真を使うことや、
自分でイラストを書いていくのも、
いいかもしれません。
自由研究のまとめ方にはパターン構成とコツがポイント!
何にどのようにまとめるか。
が分かったところで、
まとめ方のコツとなる、
まとめ方の構成について、
ご説明していきます。
以下の通りにまとめていくと、
効率良くまとめられます。
- テーマ名
- 動機と目的
- 準備したもの
- 研究の方法
- 実験結果
- 考察
- 感想
- 参考文献
一つひとつ詳しくご説明します。
1.テーマ名
研究・実験の題名と、学年、組、名前
2.動機と目的
なぜ、この研究をするのか
研究で何が分かるのか予想
実験で何を明らかにするのか
3.準備したもの
研究・実験に使った材料や器具、道具など
4.研究の方法
箇条書きで簡潔にまとめる
写真を撮っていくと分かり易くなります。
5.実験・研究結果
事実のみを書きます。
失敗したとしても、失敗したことを書きます。
数字 ⇒ グラフ
比較 ⇒ 表
にまとめると、見やすく、
分かり易いと思います。
6.考察
結果から分かった結論
失敗したなら、何故失敗したのか、
原因を考える
7.感想
今回の実験、研究をしてみて、
気付いた点や、反省点。
更に調べたくなったこと。
実験・研究結果を振り返って、
今後の課題になること。
8.参考文献
実験・研究する時に、
参考にした本の題名と、出版社。
ネットを使った場合は、
サイト名とURL。
このように、構成によって、
それぞれを埋めていけば、
とてもまとまった自由研究になると思います。
折角自由研究したのですから、
伝わる内容を残したいですよね。
まとめ
ネット社会になって何でもネットで検索すれば、
答えが分かるようになりました。
自由研究というのは実にアナログで、
逆に今の時代の中学生には必要なことだと思います。
まとめ方ひとつで、
周りの評価も上がっちゃうかもですよ。
今年も自由研究をするのでしたら、
是非、まとめ方にも
気を配ってみて下さい。