夏休みには様々な宿題が出ますが、
中には「俳句」が出ることもあります。
しかし、普段俳句になじみがないと、
なかなか作るのは難しいものですよね。
だからと言って、
宿題なので適当には終わらせたくはありません。
俳句というのは思ったことや見たものを、
そのまま書くというものです。
とはいえ俳句には「5・7・5」や「季語」という決まりがあるんです。
俳句は一見作りにくいものですが、
コツさえ押さえてしまえば意外と簡単に作れるものです。
今回は、俳句を作るときのポイントを紹介していきましょう。
夏休みの俳句は宿題で出やすいので季語を忘れないように
俳句といえば、
絶対に欠かせないのが「季語」です。
季語というのは、季節を表す言葉で、
夏休みの場合には夏の季語を入れることが必要になってきます。
では、夏の季語といえばどのようなものがあるのでしょうか?
例えば、
夏休み・夏山・夏祭り・夕立・雷・花火・キャンプ・プール・日焼け・風鈴・氷・浴衣・麦茶・七夕・カブトムシ・ひまわり・朝顔・ほたる・すいか・とまと・かき氷・アイス
などがありますね。
とにかく、
夏に関する言葉が季語となる
と思ってくれればいいと思います。
ただ、季語が決められたものの中には、
旧暦の時に決められたものも少なくありません。
例えば、「台風」というと今は夏のイメージですが、
俳句では秋の季語とな流ように、
現代と合わないものができてきてしまうわけです。
ですので使う季語を決めるときには、
あやふやな場合にはきちんと調べてから使用するようにしましょう。
俳句の字余りは上級テクだから避けておこう
俳句といえば忘れてはいけないのが、
「5・7・5」ですよね。
もちろん5・7・5を必ず守らなくてはならないという事ではありません。
中には5・7・5よりも字数が多くなってしまうことがあり、
それを「字余り」と言います。
しかし、俳句はあくまで5・7・5と決められているため、
字余りの作品はちょっと低く見られてしまいます。
そんな字余りの中でも名句のものは、
『字余りだけど名句』という扱いになって、
「これは字余りが活きている」
みたいに誉められるんですね。
つまり、字余りの俳句を作るという事は、
よほどレベルが高いものを作らい限りは、
良い作品として見られないというわけです。
字余りの俳句は上級者向けなので、
出来ればきちんと5・7・5で作るようにしましょう。
まとめ
俳句は好きな人でなければ、
あまりなじみのあるものではありませんよね。
その為、いきなり俳句を宿題に出されても、
なかなか難しいものです。
しかし、基本の「5・7・5」を守るのと、
きちんと季語を入れることで俳句は作ることが出来ます。
後は、素直に思った通りのことを言葉にしていけば、
良い俳句は自然と出来るものですよ。
宿題に俳句が出たら、
「うぇ〜」
と思わないでさらっと作ってしましましょう♪