近年、よく耳にする『マイコプラズマ肺炎』。
ですが、実際のところは、
一体どういう病気なのか知らない人も多いのでは?
でも、
「子供がかかったらどうしたらいいの?」
その可能性もなきにしもあらずだから、
この際、しっかりマイコプラズマ肺炎について、
学んでおきた〜い!
という方のために、
マイコプラズマ肺炎の症状や予防法をお話ししていきます。
だって我が子は幼稚園児。
感染する確率はかなり高いはず!
そう心配するママさんたちには、
是非とも知っておきましょう。
マイコプラズマ肺炎に子供がかかるとどんな症状があるのか
今や子供の病気として定番となりつつある、
『マイコプラズマ肺炎』。
マイコプラズマ肺炎は、
誰にでも感染する病気なんです。
一般的には5歳~30歳くらいまでが、
一番かかりやすいと言われていますので、
幼稚園児の子供が園で感染してきたら、
若いママさんにも感染する確率があるということですね。
子供に関して言えば統計では、
5歳~9歳あたりの子供が一番かかっていいます。
園児から小学校低学年がターゲットな訳ですね。
症状としては、発熱と咳が出来ます。
マイコプラズマ肺炎にかかった人の95%が発熱をして、
100%が咳をすると言われています。
人によっては消化器などに、
マイコプラズマウィルスが感染して、
嘔吐、喉の痛み、下痢、
といった症状が出る場合もあります。
マイコプラズマ肺炎で発熱した場合は、
だいたい2、3日続きます。
咳に関しては、
発熱した次の日あたりから出るようになってきます。
実はマイコプラズマ肺炎は、
かかりはじめの症状は軽いんです。
ですが、日がたつにつれて、
だんだんとひどくなっていきますので、
気が付いた時にはすでに初期は通り過ぎていることも。
特に、夜中から明け方にかけて、
ひどい咳に変わっていきます。
1ヵ月以上も咳が続くことも珍しくありません。
夜中の咳など子供ももちろん辛いけど、
看ているママの方も辛くて、
なんだか泣きたくなっちゃいます。
そんなマイコプラズマ肺炎は、
実は肺炎というくくりの中では、
最も症状が軽いと言われています。
ですから、マイコプラズマ肺炎に、
子供がかかっていても自覚症状がないので、
子供は元気なケースが多いのです。
いつの間にかマイコプラズマ肺炎にかかっていて、
いつの間にか治っている。
そんなケースも全然あるんですよ。
いいのか悪いのか?
マイコプラズマ肺炎に子供がかかった時の対処法
マイコプラズマ肺炎に子供がかかった時は、
どんな病気もそうですが、
まずは、家で安静にさせましょう。
食欲がない時は、
水分補給だけは小まめにしてあげましょう。
食欲が出てきたら、
喉越しのいいものや柔らかいものを、
少しずつ与えてあげましょう。
先にもお話ししましたように、
マイコプラズマ肺炎に子供がかかっても、
ケロッとしている場合があるので、
そんなに重病人扱いは出来ないかもしれないですが、
外にはまだ出せないので家で休ませるしかありません。
そんなマイコプラズマ肺炎を予防する方法をご紹介しましょう。
- 感染している人との接触は、
なるべく避ける - 外から帰ってきたら、
手洗い、うがいは必ずする - しっかりと栄養バランスのいい食事をとり、
基礎体力を下げないようにする - 疲れを溜め込まないようにして、
免疫力を上げる
これらなら、子供とママとで出来る対処法だと思います。
当たり前の予防方法ですが、
ずっと言われ続けているということは、
効果があるからなんですね。
まとめ
子供は親が思っているより、
割と病気になっても元気なことがありますよね。
ですが、その状況に甘えて病気を見過ごしてしまうと、
思わぬことになってしまうこともありえます。
そうなった時、
ママは自分を責めてしまいがち。
でも自分を責めないでくださいね。
子供は自分の体調に鈍感なので、
正直なかなか分からない時もあります。
長時間子供と一緒にいられなくても、
しっかり普段の子供を見てあげること。
そしてギュッとハグしてあげる。
意外とこれだけで子供のちょっとしか変化が、
感じられたりしますよ。
とりあえず子供が元気であっても、
幼稚園で流行っている病気などには、
敏感になっておくように心掛けておきましょう。