暑かった夏が終わり、
季節が秋から冬へと移り変わルノと一緒に、
乾燥の季節も訪れてきます。
赤ちゃんにとっては初めての冬がやってきます。
冬は夏とは違って風邪やインフルエンザの驚異が待ちかまえていますよね。
赤ちゃんに乾燥は良くないことは知っていますが、
家に加湿器がないことってありますよね。
加湿器はカビが生えるというデメリットもあるし、
正直手入れが面倒くさいので、
イマイチ踏み切れなかったりします。
でも大丈夫!
加湿器を使わないで乾燥対策出来る方法を、
しっかりご紹介しましょう。
赤ちゃんに乾燥は天敵だから加湿が必須
乾燥がもたらす赤ちゃんへの影響について、
ママなら知っておくべきことがあります。
赤ちゃんは喉や鼻の粘膜がとても敏感です。
そのため、温度や湿度の微妙な変化にも反応して、
咳やくしゃみが出やすくなります。
寝ている時や朝起きた時に、
赤ちゃんがケフケフと咳をしていたら、
赤ちゃんがいる部屋は乾燥している合図です。
また、皮膚の薄い赤ちゃんはとても敏感なので、
湿度が低いと肌がカサカサして痒くなりやすいことがあります。
なんと赤ちゃんの皮脂は大人の半分以下で、
角質層にある水分は大人の2/3しかありません。
なので乾燥肌になると、
表皮の隙間から細菌やウィルスが侵入して、
感染症にかかりやすくなります。
こうした乾燥による喉のイガイガや咳、
肌の痒みによって、
赤ちゃんの寝ぐずりや夜泣きがひどくなることもあるんですよ。
乾燥した空気の中では、
風邪やインフルエンザのウィルス活動が活発になります。
感染症を予防するためにも、
赤ちゃんが過ごす部屋や寝る部屋は、
しっかり加湿してあげることが必須です。
赤ちゃんのための加湿器がない場合のオススメの方法
赤ちゃんに感想が悪いことはわかったけど、
加湿器がない家もたくさんありますよね。
それに加湿器自体も、
けっこういろいろ噂を聞いたりしちゃうと、
なんだか不安だったりします。
そこで、加湿器がなくても乾燥対策ができる方法がこちら。
①洗濯物の部屋干し
加湿器のない場合の対応策としては、
あまりにも有名な洗濯物の部屋干し。
乾燥したお部屋に潤いを与えつつ、
洗濯物も乾くのですから一石二鳥ですよね。
洗濯物がない時は、
濡れたタオルやバスタオルを1枚干すだけでもだいぶ違います。
②フローリングの水拭き
お部屋がフローリングの場合は、
掃除機だけでなく水拭きも行いましょう。
フローリングが水分を受けることで乾燥を予防します。
③寝るときのコップ1杯の水
コップ1杯の水をベッドサイドに置く方法。
他にも、口の広がった水を入れた器に、
半分浸かるようにコーヒーペーパーフィルターを入れれば、
簡単に気化式加湿器の出来上がりです。
④観葉植物
お部屋に観葉植物を置くと、
植物の葉からの蒸散作用による加湿効果が期待出来ます。
水やりを忘れずにね!
⑤水槽
お部屋の中に金魚鉢や水槽を置くのも、
加湿効果が期待出来ます。
魚のお世話が大変だというのであれば、
石や流木・水草でもOKですが、
水草はこれが思った以上に世話がかかりますのでご注意ください。
⑥霧吹き+アロマ
根本的なことではありますが、
霧吹きで水をまくという方法もアリですよ。
空間に向かってまく方法と、
カーテンに向かってまく方法があります。
アロマオイルを加えた水をまくと、
加湿効果とリフレッシュ効果で、
赤ちゃんもママも快適に過ごせます。
さいごに
家族は赤ちゃんのために、
赤ちゃんが安全で快適な環境を作ってあげなければなりません。
夏の暑さも冬の乾燥も赤ちゃんがぐずる理由の一つになっています。
赤ちゃんは大切に過保護過ぎるくらいで丁度いいんです。
これから迎える冬を、
赤ちゃんが笑顔で乗り切れるように、
パパママも工夫してあげましょう。