子供の熱中症、気を付けていますか?
夏になると、毎日暑さにも負けずに、
1日中駆け回る子供たち。
しかし、昼間は日差しが強いのでこまめな水分補給や休憩が必要ですよね。
親が気をつけてあげないと、
子供たちは限界まで遊び倒しかねませんよね。
ですが、熱中症の恐ろしさは昼間だけではないのです。
真夏になると夜になっても気温が下がらずに湿度も上昇。
親も目を離してしまうので、
熱中症になりやすい状況ともいえるのです。
今回は、意外と恐ろしい夜の熱中症対策とその予防法についてご説明いたします。
子供が熱中症に夜なったらしっかり対処!
夜、子供たちの熱中症対策をしていますか?
昼間と比べると幾分気温も下がり、
しかも室内の為あまり熱中症は気にしない人が多いと思います。
しかし、実はそんな夜こそ熱中症に注意が必要なんですよ。
さらに、本当は昼間熱中症にかかっていても、
症状が軽いために全く気づかずに、
寝ている間に進行するという事もあるんです。
症状として多いのは、
- 吐き気
- 頭痛
- 急に体温が上がる
ことなどです。
吐き気や頭痛は初期症状なので、
体を冷やして休ませてあげれば落ち着くことがほとんど。
でも、体温が急上昇した場合には、
重度の場合もあるのですぐに病院を受診しましょう。
「朝まで待って病院に行こう」
なんて思わないで、
夜間診療をしてくれる病院があればすぐ連絡しましょう。
夜間診療の病院が見つからなかったら、
『#119』に電話するのもいいですよ。
症状を説明すればどうしたらいいのか、
アドバイスしてもらえます!
子供が熱中症に夜ならないように予防が大事です
では、子供が夜寝ている間に熱中症にかからないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
まず大切なのは、
寝る前にコップ1杯ほどの水を飲ませること。
寝ている間に私たちは身体からどんどん水分が蒸発してしまいます。
特に暑い時期は、汗などで水分が不足し、
脱水症状を起こすこともあります。
そして、寝室が暑いと思ったら、
無理をせずにエアコンなどを上手に利用することも大切です。
もちろん部屋の冷やしすぎは夏風邪の元にもなりますが、
暑すぎるのも良くありません。
タイマー機能や温度設定を上手に利用して、熱中症対策をしましょう。
まとめ
熱中症というと、
真夏の昼間の暑い時期に屋外で起こるものと思っていませんか?
実は熱射病は屋内でもかかりますし、
ある程度室温が下がる夜でも十分に起こりうるものなのです。
特に子供というのは、
体温調節機能がまだしっかり整っていません。
その為、大人と比べると熱中症にかかりやすいといえるのです。
さらに、小さい子供の場合には多少調子が悪くても、
自分で訴えることも周りが熱中症と気づくことも少ないのが正直なところです。
そんな時には大人がしっかりと、
子供の熱中症予防をしてあげることが大切ですね。
夜というのは親だって寝ています。
どうしても子供をずっと見ているわけにはいきませんよね。
だからこそ、小さなサインも見逃さずに、
気づいてあげることも大切なのです。