傍から見たら一見とても幸せそうに見える。
ですが、実状は毎日鬼の形相のママだったりします。
上の子は3歳、下の子は6ヵ月。
泣き声・わめき声・我が儘・気分屋に振り回されて、
もう毎日怒ってばかり。
本当はこんなに怒ってばかりじゃいけないのは、
ママだって分かっているんです。
でも、ママも余裕が無さ過ぎて、
すぐに上の子を怒ってしまいます。
怒った後は自己嫌悪で落ち込んじゃうんですよね。
このサイクルが果てしなく続くのかと思うと、
ちょっと憂鬱です。
どうしてこんなにも気持に余裕がなくなってしまうのか。
もっと楽しく子育てが出来ないのかと、
悩んでるママへ、
そんな時期を通り過ぎてきたママから、
何かアドバイスができないか考えてみました。
子育てで気持ちに余裕が持てないのはどうしてか
子育てで失うものは、
時間、体力、心の余裕です。
今まで当たり前にできていたことが出来ない状況が、
子育てなんです。
そして、周りの人たちに、
一番理解してもらえないのが、
気持の余裕。
ですが、子育てをしている以上、
気持の余裕はなくなって当然なんですよ。
何一つ、思い通りになんかなりません。
次から次へとアクシデントが起こり、
家事は中途半端、
上の子供はオモチャを片付けない傍から、
新しい要求を言い出す。
下の子はお腹が空いたと泣く。
もう毎日毎日こんなことの繰り返しです。
ママの子育ての気持ちの余裕は、
最初の頃はあったはずなのに、
気がつけば徐々に奪われていき、
気持の余裕がないことに気づいて、
一人で抱え込んでしまうという、
悪循環です。
私も娘が1歳か2歳の頃、
今では理由も覚えてないけど、
何かで娘を叱ったら、
娘が私の頭を叩いてきたことがありました。
痛かったわけじゃないけれど、
叩いてきた娘にカーっとなってしまい、
私は思わず、加減はしたつもりだったけど、
娘の頭を叩き返してしまいました。
とても、とても、とても、とても、
反省しましたし、
どんなに時間が経った今でも、
その時の手のひらの感触と気持は忘れられません。
ですが、
「その気持ち分かる」
と、周りのママ友は言ってくれました。
みんなやっぱり気持ちの余裕がなくて、
ささいなことで子供を叱ってしまうそうです。
「あなただけじゃないわよ」
そう言ってもらえたことで、
少しですけど救われた気持ちになったことを覚えています。
それでも、やはり親として、
やってはいけないことだったと未だに後悔しています。
子育てで気持ちの余裕がなくなると、
親でもブレーキが効かなくなって、
自分の感情をセーブできずに、
行動してしまうのでしょうね。
子育てを楽しめるようになる3つの方法
子育てで気持ちに余裕がなくなって、
いっぱいいっぱいになってしまうのは、
自分だけじゃないことをまず知った上で、
どうしたら楽しく子育てができるようになるのか、
おすすめの3つの方法をご紹介しますね。
①完璧にやろうとしない!
子育てに完璧なんてない!
と開き直ってしまいましょう。
子供にかかりっきりになるのは、
一番やってはいけないこと。
かかりっきり、つきっきりにならなくて、
全然いいんです。
全身全霊で子育てします!
なんて、そんなこと思わなくていいんです。
ただ、1日の中でも、
子供と過ごせる時間が出来るのなら、
その時、これでもかというくらい思いっきり、
子供に愛情を注いであげましょう。
②子供はほったらかしにしよう!
子供のやることなすことに、
手出し、口出しする、
心配性なママがいますが、
それだと、ママも子供も疲れてしまいます。
そして、何よりも、
子供の自立を邪魔してしまいます。
子供は多少ほったらかしにしてもいいんです。
『親はなくとも子は育つ』
とか言うじゃないですか。
半歩くらい離れて見守って、
本当に必要な時には、
全力でサポートしてあげるのでいいと思います。
ほったらかしって言っても、
気にしなくていいとか、
目を離していていいわけじゃないので、
そこは間違えないようにしましょう。
けして無関心な訳じゃないことは、
子供にだってちゃんと伝わるんですよ。
その代わり子供が甘えてきたり、
話しかけてきたら、
しっかりと受け止めてあげましょう。
ルール違反、
意地悪、
我が儘な時は、
理由を説明して注意してあげることも、
親として必要なことですよね。
③1日1回思いっきり笑う!
笑ヨガとも呼ばれますが、
とにかく、面白くなくても無理矢理笑ってみるんです。
それも、出来るだけ、
大声でオーバーに笑います。
それだけで気持がスッキリして、
なんだか明るい気持ちになれるんですよ。
人間は笑うことで、
脳からドーパミンが分泌されて、
心を落ち着かせてくれると言われています。
最初はうまく笑えなければ、
口角を上げrて笑顔を作るところから始めてみましょう。
まとめ
子育てで気持ちに余裕がない期間は、
一生の中でもほんの数年ですよね。
今まさに子育て真っ盛りのママにとっては、
果てしない時間に思えるかもしれませんが、
いつかは、必ず子育ては終わります。
その時の寂しさといったら、
今ではまだ考えられないですけどね。
いつか、子供の方から、振ってくる日が来ます。
今は本当に大変だけど、
その時間は決して無駄な時間ではありませんよ。