噂では聞いてたけど、
これが魔の2歳児のイヤイヤ期かあ〜〜!!
親が何を言っても
「イヤ!」
で返してくる息子。
その「イヤ」の数だけ、
私のイライラも溜まっていくばかりな気がしてくる。
このままじゃ、冗談じゃなくて、
虐待にまで発展しそうな勢い。
そうならないためにも、
魔の2歳児のイヤイヤ期をちゃんと理解して、
乗り越える方法が知りた〜い!
子育てのイライラに魔の2歳がやってきた!
ママの言うことを全然聞いてくれなくなる、
イヤイヤ期。
この時期は子供の脳の発達とともに、
自我が芽生えて、
意思を強く持つようになります。
ですが、いくらイヤイヤ期でも、
危険なことや、最低限のルールは、
親としてしつけをしなければなりません。
今このこの「イヤ」はイヤイヤ期だからなのか、
それとも本当にイヤなのかを見極めるのが大変ですしね。
魔の2歳児のイヤイヤ期は、
次のようなことが起きます。
- 何を聞いても「イヤ!」
- 順番を守らない
- 食べ物やオモチャを独り占めする
- お友達を叩こうとする
- 悪いことをしても謝らない
- 「行かない」「帰らない」と言い張る
- 「これ買って」と泣き叫ぶ
- 食事中遊ぶ
などなど。
これでは、パパもママも困りますよね・・・。
そんな時の叱り方で気を付けたいことは、
『自分や他人を傷つけるようなことはさせない』
が大前提にあることです。
2歳児は言葉を覚えて話し始める時期ですが、
自分が口にしている言葉の意味を、
全部理解しているわけではありません。
親などの周りの大人のことばや、
TVなどから入ってきた情報を、
そのまま返しているだけだったりもするんです。
親の話しをきちんと聞いて理解するには、
もう少し先になると思います。
2歳児のイヤイヤ期に叱る時は、
アレコレくどくど説明すると、
子供はイヤな記憶だけを覚えていて、
親が本当に伝えたいことが伝わらないことがあります。
子供の自信やヤル気を失なわないように、
気を付ける時期でもあります。
とは言ってもどうしていいのかわからないのが、
正直な気持ちだったりしますよね。
イヤイヤ期の5つの乗り切り方!
魔の2歳児のイヤイヤ期を上手に乗り切るための、
5つの心構えをご紹介します。
①時間に余裕を持つ
イヤイヤ期のストレスは、
「時間」がキーワードになっています。
特に朝は戦争です。
その時にイヤイヤが始まると、
ママもイライラがピークに。
想定の倍以上の時間がかかると、
それがイライラの元になるわけですから、
予め、余裕を持った時間設定で行動しましょう。
②気の済むまでやらせる
「自分でやる!」
と、子供が言っても、
時間がないからと、
「ママがやってあげる」
とつい手だしをしたくなりますよね。
そうすると子供は泣いたり、暴れたりして、
「自分で!」
と、益々主張してきます。
まずは、気の済むまで、
子供にやらせてみましょう。
そして、できた時には思い切り褒めてあげてください。
この褒められたという記憶は、
子供の成長にとてもいい効果があります。
逆にできなかった時は、
「ほらできないじゃん!」
などの否定の言葉はNG。
「次にまた頑張ろうね」
など、子供を励ますようなことがをかけてあげましょう。
③選択肢を与える
「〇〇して!」
「イヤだ!」
の押し問答になるイヤイヤ期。
そういう時は、
自分でやるのと、やってもらうのと
どっちがいいのか聞いてみましょう。
選択肢はどちらも、
「やって欲しいこと」にするか、
「自分でやるか、やってもらうか」
にしておくと失敗しません。
なかなか答えられない場合もあるけど、
ここはちょっとママが辛抱して、
答えを焦らせないのがポイントですよ。
④泣かせても落ち着く時間を作る
家の中でイヤイヤされて、
ママもイライラして、
どうしても怒鳴ってしまいそうな時は、
多少、子供を泣かせたままにしても、
ママは、トイレや他の部屋へ行って、
1分でも2分でも、
一人になって落ち着く時間を作りましょう。
この時のポイントは短時間にすること。
長時間子供をひとりにするのは逆にいろいろ危険なので、
離れるのは1〜2分にしておくことです。
置いていかれた子供も、
実は結構ひとりにされてショックを受けています。
戻ったらハグしてあげるだけで、
子供も「ごめんなさい」という気持ちになるものですよ。
⑤イヤイヤ期はいつか通る道
イヤイヤ期は、
子供の心の成長にとても大事な過程の一つです。
「自分の気持ちとすべきこと」
「我慢すること」
を自分で学び、覚えていきます。
ですから、パパとママも、
自分たちが手本となるように、
子供に時間をかけて教えていきましょう。
まとめ
魔の2歳児のイヤイヤ期は、
振り返ればまだまだ可愛い時期だったと、
子供が成長してから思います。
ですが、今まさに、
イヤイヤ期にぶち当たっているママさんにとっては、
深刻な問題ですよね。
イヤイヤ期には、
ママもあまり神経質にならずに、
子供がのびのびと育つ大事なプロセスだと、
大らかな気持ちで乗り切りましょう!
イヤイヤ期は自然と治っていきますから、
4歳・5歳になってもイヤイヤ期の症状が出ているようなら、
それはわがままかもしれません。
もう親の言うことも理解できますので、
しっかり教えていくことが大事になっていきますので、
また新たな子育てスタートですよね。